歯周病と喫煙の関係
歯周病と喫煙との関係については数多くの研究が行われ、現在では喫煙が歯周病の最大の危険因子と言われるようになりました。
喫煙によって歯肉の免疫力は低下し、血管も縮んでしまうため血流が悪くなり、歯周病に対する抵抗力が落ちてしまうとともに、骨の吸収が促進され、治療を行っても効果が上がらなくなってしまうのです。
1日に吸うタバコの本数が増えていけば、歯周病の危険性は上がります。1日に10本未満であれば非喫煙者の2.8倍、20本(1箱)であれば4.7倍、30 本以上だと5.9倍にもなります。
そして、喫煙は自分だけでなく、煙の届く範囲にいる周りの人の身体にも影響を与え、家庭内や職場内での副流煙による間接喫煙であってもその危険性は3倍になります。
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